マクロスF 超時空スーパーライブ cosmic nyaan(コズミック娘) [Blu-ray]

マクロスF(フロンティア)を一気読み・・・じゃなくて、一気に視聴。かなり面白かった・・・。

マクロスシリーズは最終回の結びに一抹の不安を感じるアニメって印象だったけど、今回の「マクロスF」はかなり良い感じの終わり方だった。作画、絵の完成度も非常に高くて綺麗。戦闘シーンも歌が合わさって興奮度も200%アップといった感じ。このアニメは大人が見てもかなり楽しめるアニメだと思う。

本編を見ての感想は、やはりアニメは脚本、ストーリーが命だなってこと。とはいっても奇抜な脚本ではなく、万人が納得し共感できるようなストーリーであること。小説のような作家性は必要無く、ひたすら観客の望む形を追求していく脚本。言い方を変えれば、観客に媚を売るぐらいの御用聞き的な脚本こそ、「名作アニメ」と言えるのだろう。

その点、今回のマクロスFはかなり良かった。最終回の終わり方も暗くならず、ひたすら明るく煌びやか。これぞアニメ!これぞエンターテインメント!!といった感じ。多少の設定の甘さは残るものの、それを挙げたら、どんな名作ドラマや名作映画だって愚作だと言わなければならなくなる。

マクロスFの面白さは、やはりなんといってもシェリル・ノームランカ・リーの歌声にある。これが無ければ、正直その辺のロボットアニメと何ら変わらなくなってしまう。ところが、そこに2人の歌声が加わると、映像的魅力が一変する・・・。これが実に不思議で、この音楽と映像の迫力さが、マクロスシリーズの人気の秘密であり、醍醐味なんだと思う。

マクロスの登場で「映像と音楽の融合」がアニメ制作の常識になりつつあるけど、マクロスシリーズほど物語に深くシンクさせていく例は少ないと思う。これこそマクロスの真骨頂と言える部分だと思うし、マクロスシリーズを担う河森正治監督の監督たる所以だと思う。

starsReviewer: ごまめ2008-10-20

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マクロスFの面白さは脚本にあり!? これぞ名作アニメ!!

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