放射性ヨウ素やセシウムはポット型浄水器(ブリタ・クリンスイ)で除去できる?!

三菱レイヨン・クリンスイ ポット型浄水器 冷蔵庫サイズCP002-WT放射性ヨウ素131や放射性セシウム137の除去には活性炭が有効と聞いて慌てて活性炭を買ってしまったけれど、いろいろ調べているうち、ポット型浄水器が一番簡単で現実的だと気づく・・・。

その根拠となったのが、厚生労働省の活性炭による放射性ヨウ素除去に関する通知(参照)。これによれば、粉末活性炭による131I(放射性ヨウ素131)の除去率は、以下の通りになる・・・。

■原水への活性炭添加
活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、除去率はそれぞれ74%、100%、100%。
■ろ過水への活性炭添加
活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、除去率はそれぞれろ過水の濃度からみて22%、39%、47%。

この記述によれば、1Lにわずか0.2g程度の活性炭で放射性ヨウ素131は除去できることになる。一部の記述、原水で100パーセント除去できるにもかかわらず、一度ろ過した「ろ過水」だと、何故か除去率が半分になる点が若干理解できないけれど。

しかし、活性炭で放射性ヨウ素131や放射性セシウム137などの放射性物質が除去できることだけは確かな模様。しかも、1Lにわずか0.2gという僅かな量で。となると、一般に販売されている「活性炭入り浄水器」でも、放射性ヨウ素131や放射性セシウム137の除去は十分可能ということになる。

例えば、ポット型浄水器。このタイプの浄水器は、加圧せずにそのまま水を落として浄水するタイプなので、水道の蛇口などに取り付ける浄水器よりも活性炭との接触時間が長い。ペットボトルなどに直接活性炭を入れる方法に比べれば接触時間は短いけれど、それなりに期待出来るように思う(メーカー側は不明と発表。ブリタからの回答はこちら)。

なにしろ、活性炭を直接入れると、どうしても粉が出てきて大変になる。お茶パックなどに入れても、どうしても粉が出てきてしまう。それに比べれば、例えばブリタクリンスイのポット型浄水器であれば、あらかじめフィルター内に活性炭が入っているので、その心配も要らない。

おまけに、ポットの水の量が減れば、また上から水道水を注げばいいだけなので、管理がとても簡単。それに、全ての水にミネラルウォーターを使うよりは精神衛生上いいし、気軽だと思う。

【追記・訂正】ランニングコストではドイツメーカーのブリタのほうに分がある模様。クリンスイの浄水能力はろ過水量200L(900Lは蛇口型)。ブリタはろ過水量300L。ブリタは「1日3.5L程度の利用」でフィルター交換は2ヶ月に1回。クリンスイは「1日2L程度の利用」でのフィルター交換は3ヶ月に1回と表示されている。

カートリッジの価格がブリタ1に対してクリンスイが1.5と少し高め。一方、ろ過水量は1.5対1でブリタのほうが1.5倍長持ちするので、ランニングコストではやはりブリタのほうに分があるようだ。

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コメント

放射性ヨウ素やセシウムはポット型浄水器(ブリタ・クリンスイ)で除去できる?! — 6件のコメント

  1. 放射性ヨウ素の減らし方、その2。簡単な方法をテレビで紹介していました。ペットボトルに入れ、冷蔵庫で冷やすだけ。二時間ほどで半減するそうです。電子の世界の話は、さすがに半信半疑なのですが、物理的にはそういうことらしいです。
    賢く生活を維持したいですよね。放射能ネタはもうしばらく続きそう。完全に原発が沈静化するには、数カ月がかかるそうな。

  2. その話は初耳でした。でも、放射性ヨウ素131の半減期は8日なので、冷蔵庫で2時間というのはちょっと間違いっぽいですね。2週間なら話は分かりますが・・・。
    日本と違って外国はかなり深刻に考えているようですな。政府もテレビ、報道も一律「安心だ」って論調だけど、本当か?パニックにしたくないだけじゃない?とちょっと疑いたくなる感じです。節電、節電ってCMも何か変ですし・・・。

  3. >ごまめさん
    原子核が崩壊する時に出るのが放射線。ヨウ素のような原子番号小さめの物質なら、崩壊は一瞬ですので、放射線の減退期も早くに来る。一応冷やすというのは合理的な対処です。常温というのは、実は物質の活性が盛んなレンジです。
    ウランは確か原子番号は92番か3番。一度崩壊しだした物質が、安定状態になるには…気が遠くなりそうな時間が必要。やはり外部から干渉して、無理にでも停止するほかありません。冷却できるといいのですが。
    物理の粋を集めて作った原子炉。安全神話は崩壊しても、市民の安全まで崩壊してもらっては困るよね。

  4. >>常温というのは、実は物質の活性が盛んなレンジです。
    なるほど・・・。科学のことはよくは分かりませんが、「冷やす」のはそれなりの効果があるのですね。。
    原発は依然として見通しが立たないようですね。東京、横浜も200キロ、250キロの距離なので、放射線ヨウ素やセシウムなど、大丈夫って言われても気が気じゃないです。
    風評被害を心配してか、政府は「心配する必要がない」みたいなことを繰り返してるけど、実際はどうなのか・・・。海外のパニック気味のリアクションのほうが実は当たり前のように感じます。

  5. はじめまして。
    ブリタ → BRITA(UK,イギリス社)の件で宜しければ…
    BRITAのMAXTRA についてはイギリス本社にメールで以前に問い合わせました。
    Q, BRITAのMAXTRAで水道水使用の際
    ヨウ素131とセシウム137の放射性物質は除去できますか? という内容で。
    A, (原子炉事故による放射性飛散物質は) BRITA MAXTRAフィルター使用の際
    放射能物質を 確実に(全てを完全に)取り除く事はできません。
    BRITA社として 飲料水として使用しない事をアドバイス致します。 との事でした。
    以下の事も 記載されてました。——-
    疑わしい水源からは、飲料水を生産できません。
    一般的には、水道は(飲料水の使用として)徹底的に定期的に水道局によって調査され、
    政府健康管理の一部として公衆衛生局によってモニターされます。
    水は最も厳密に制御されるべき食糧の1つです。
    通常の(放射能汚染されてない)水での使用は、
    MAXTRA活性炭イオン交換フィルターによって、
    塩素化合物や錆 銅などの重金属の除去 及び細菌増殖を防ぎ
    良質な飲料水として使用できます。
    —————————
    との返答を頂きました。
    BRITA MAXTRAの場合、
    ピッチャー内にフィルターをセットして そのフィルターを約1ヶ月近く使用可能タイプ。
    私感としては 放射性物質をフィルターに取り込んでしまった場合・・
    放射性物質の動きは(物質によって)一定的でないと思われ(核種の変異性等)
    そのフィルターで複数回 水の浄水するので ウチは残念ながら使用をやめました。
    現在は、ミネラル水(出来る限り国産以外の物)を使用してます。
    これは個人感ですので、参考程度にして下さい。 
    又他にも情報がございましたら、私も参考にさせて頂きたく 
    今後とも宜しくお願い致します。長文にて失礼致しました。

  6. ブリタのイギリス本社へのメールと回答、大変参考になりました。やはり放射能物質はやっかいな代物ということですね。日本の水道も健康に影響が無いレベルと発表されてますが、もう少し厳密に管理してこちらを安心させてもらいたいところです。
    >>フィルターで複数回浄水するのでウチは残念ながら使用をやめました。
    確かにフィルターは数ヶ月同じものを使うので、それで濾しても放射性物質はフィルターに残るんですよね。うちも最初のころはミネラルウォーターを買ってましたが、最近は多少無頓着になったのか、浄水器の水をそのまま飲むようになりました。
    最近は原発のニュースも減りましたし、また街でもみんな普通に生活してますが、プルトニウムやストロンチウムとか、さらに危険な放射性物質もあるようですし、後になって実は危険な状態だったんです・・・なんて話にはならないで欲しいなと思います。
    情報、ありがとうございました(`・ω・´)☆

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