石川、長野、小林、巨人の下位打線が貧弱すぎる件

2017年。今年の巨人打線は、事実上、5番のマギーまでで終わってしまっている。6番以降の打線ではほぼ得点を期待できない。巨人ファンだから少しは良いところも見出したいのだが、どこを探しても見つからない。巨人の下位打線は、史上稀にみる貧弱さ、貧相さだ。

2017年5月現在、巨人の6番以降を打ってきている主なバッターは石川、長野、小林。

石川は大田との交換トレードで巨人にやってきたが、大田のような長打力は無い。では打率がいいかと言えば、出場すれば誰でもその程度は打つのでは?という程度。打点も少なく、ホームランが無い分、ギャレットなどに比べ大きく見劣りする。

そして、最悪なのが長野と小林。小林はWBCで活躍しただけにバッティングの成長を期待したのだが、ほぼ去年と同レベル。いや、むしろ劣化しているかもしれない。全く成長していない。長野に至っては、もはや限界なのでは?と思うぐらいに衰えている。チャンスの場面で長野に打席が回ると、ベンチを見て代打を期待するレベルだ。

小林はキャッチャーであるのでそうそう替えるわけにはいかないが、長野などは、見ているこちらがイライラするほど打てない。開幕して1か月以上も経つのに、タイムリー1本すら打てないのだ。こうも打てないのであれば、2軍にいるギャレットのほうがホームランを期待できるだけ大いにマシに思えるのだが、高橋監督は何故か長野を使い続けている。

そもそも、巨人打線は迫力が無さすぎる。阿部、マギーはホームランバッターではない。シーズン通して出場しても、打ってせいぜい20本程度。つまり、「打たれてもヒット」と思れるクリーンアップだ。このような打線を、一体誰が怖がってくれるだろうか。その上、下位打線がこの体たらくだ。対戦するピッチャーは、巨人相手に投げることはかなり楽なはずだ。

広島と巨人の対戦を見るとその理由がハッキリする。巨人のピッチャーが広島の強力打線、ホームランバッターを怖がっているのに対し、広島のピッチャーは「どうせ単打」とばかりに強気にストレートを投げ込んでいる。つまり、巨人打線など全く怖がっていないのだ。

巨人は長年、確実性のあるバッターを好む傾向があった。外国人にしても、三振かホームランかというバッターはほとんど獲らなかったし、若手の育成にしても、例えば日本ハムにトレードに出した大田のように、ホームランの魅力はあっても穴の有るバッター(変化球に弱いバッター)はあまり好んで使ってこなかった。

しかし、ここにきて、そのチーム編成が間違いだったことがはっきりしてきた。何故なら、巨人打線にホームランバッター、長打を打てるバッターがいなくなってしまったからだ。対戦相手が怖がるバッターがいなくなってしまったのだ。

王、長嶋、原、松井、阿部といった、歴代の4番に次ぐバッターが、今の巨人にはいない。つまり、これはチーム編成の重大なミスだ。GM、フロント、原、高橋監督も含め、ここ数年の補強の仕方が、全く間違っていたということだ。

今の巨人にDeNA筒香、ヤクルト山田、広島鈴木に対抗できるバッターは見当たらない。唯一、大田や岡本がその候補者ではあったが、太田は日本ハムに放出してしまった・・・。唯一残ったのが岡本ぐらいだが、今の巨人にとっては頼みの綱。

岡本を一人前の4番に育て上げることが、今の巨人にとって何にも勝る最重要課題だろう。


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