温室育ちの野菜が害虫や病気に弱いように、温室育ちの巨人も逆境にさらされると直ぐしゅんとなる。温室育ちで寒さに弱い巨人。雨が降れば打者もピッチャーもやりにくそうな表情を浮かべ、グラウンドの環境が変わればたちまちストレスで高熱を出した子供のようになる。

巨人には露地栽培の野菜のような逞しさが無い。強打者をストレートでねじ伏せる力強さ、好投手を粘り強く攻略する泥臭さが無い。

東野をはじめ、ピッチャーはみなスタミナが無く、阿部のリードもいつも変化球でかわそうとしている。原監督も馬鹿の一つ覚えのように直ぐにリリーフに任せようとし、先発陣に勝負強さを身につけさせようともしない。これでは、ここ一番って大事な時に打たれるのも当たり前。なにしろ、そういう場数、修羅場を踏んでないのだから。

打者でも、坂本とラミレス以外は、ここ一番で全く打てない勝負弱いバッターばかり。小笠原や長野などは特にそう。シーズン通しては成績を残しても、印象に残る一打はほとんど無い。巨人の打者は、中日のチェンや阪神の能見のような好投手相手でも、粘り強く四球を選んでチャンスメイクをするでもなく、簡単に打ってアウトを増やすだけ。

巨人は左投手さえ出せばなんとかなると思われている。

巨人には負けん気の強い選手がいないのだろうか?野球だって勝負事。気持ちで負けてたら勝負には絶対勝てない。相手を叩きのめすぐらいの気迫がないと。かつて清原はビーンボール(ピンボール)を投げられてバット投げつけたけど、今の巨人にはそれぐらいの闘争心が欲しい。ピッチャーであれば、変化球で逃げるのではなく、高めの速球でねじ伏せるぐらいの気迫が欲しい。

かつての上原のように、直球で押さえつける力強さ、敬遠を告げようものなら悔しさのあまり目を真っ赤にするぐらいの負けん気がないとライバルには勝てない。

ちょっと劣勢になっただけで直ぐに負けモードになる巨人。ピッチャーはピンチでビビり、打者は絶好のチャンスでもビビってる。逆境でも中日のように粘り強く反撃するぐらいでなければダメ。かつて他チームが抱いていた「巨人のオーラ」は、もう見る影も無い感じだ。

勝負弱い巨人 逆境に弱い巨人は温室育ちの野菜のよう…
タグ:

勝負弱い巨人 逆境に弱い巨人は温室育ちの野菜のよう…」への1件のフィードバック

  • 2011-06-29 20:23
    パーマリンク

    まず読売は 伝統がゆえ 首脳陣は 筋がね入りの巨人出身脳無しOB群ってとこれから見直せ
    スカウト連中も似たようでは 雪ダルマ式に 弱小チームが出来上がるに決まってる
    来年 もし 松井秀樹を取り返そうものなら ますます奈落に転落していく
    渡辺恒雄、川上哲治、金田正一、この連中が目の黒いうちは、けっして強くはならない。
    ルーキー沢村は五年後に殺される。腕にメスってやつだ。
    江川、中畑、吉村、桑田 いずれも 監督には向かず 客寄せよりもフアン離れが勢いを増す。
    勇気あるなら 是非、野村克也監督、山田ヘッド大野ピッチングコーチで望め!チェンジ出来ぬなら今のレベルにあまんじてやむなし。
    このままでは読売の末路は、伝統にしがみつく角界(大相撲)のように、滅びる!!弱いチームにゃ見向きもされない、そんな日が、近い将来に。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です