PURE

ポップな声とメロディー。
一方、時折感じる哀愁がアクセントとなって物語を深めています。
曲をかけると天気のいい冬の景色が見えてきます。明るさと寂しさが同居している、そんな音色です。

透明感ある声がまさにタイトルどおり「PURE」な感じ。
暖かく優しい詩が1つの物語のようで、切ないメロディーが重なるとちょっと感動的です。

「Akaikutsu」
「Pure Snow」
「桜のトンネル」
「Dear」
「Call「177」」

「桜のトンネル」はフレンチ・ポップに日本らしさが加わったようなメロディー。とても趣があります。
「Dear」から「Call「177」」へ続くあたりがおそらくこのアルバムの盛り上がり。恋愛を詠った詩が雰囲気いっぱいです。

完成度の高さを感じるアルバム。木根尚登(TM NETWORK)プロデュースによるところが大きいです。

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佐々木ゆう子のアルバム「Pure」
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